2004年06月20日

僕はSサイズ

スポンサードリンク

今日はミラノから小一時間で行けるアウトレットショッピングセンター、セラヴァッレに夏物の買出し。
今回は来たる灼熱地獄のために半ズボンを買いに。
 
 
ところで、僕は本来、優柔不断男である。
絵に描いたような優柔不断男である。
さくっと、びしっと、決断できる男に憧れる。
 
特にファッションにはかなり優柔不断である。
と言うか、
 
わ・か・ら・な・い。
 
何が合うのか、何が流行なのか、考えただけで耳から脳みそが出そうである。
 
 
足が長く、背が高く、逆三角形で、小顔。
 
こんな男なら何着たって似合うわな!
パンツいっちょでも似合うわな!
 
そして、何やってても絵になるわな!
鼻くそほじってたって絵になるわな!
鼻くそもキラキラして見えるわな!(なわきゃないか)
 
 
しかしながら、僕は、
 
身長は日本人の平均以下。
きゃしゃ。
なで肩。
足の長さはやっぱり日本人。
唯一まともなのは、小顔というところか。
 
とにかく、何着ても似合わない。
ちんちくりん。
 
 
ミラノはファッションの街なんて言われてしまってる。
そんなところに住んでしまっている。
 
憂鬱だ。
 
 
そんなある日、僕は街をブラつきながら、なんとなーく、とあるジーンズショップへ。
(僕の普段着は、ほとんどジーンズです。)
そして、店員さんにつかまり、半ばやけくそでおすすめされるがままに服を試着。
店員さんの薦めてきた服は当然、Sサイズ。
 
試着。
 
あれ、なんかいい感じ。
 
そこで僕は気が付いたのだ。
 
僕はSサイズ!!
 
 
今まで僕はMサイズを主に着ていた。
Fなんて訳のわからないサイズさえ着ていた。
僕のサイズはMだ、と信じ込んでいた。
いや、Sなんて着るやつは男じゃない、とさえ思っていたのかもしれない。
 
でも、イタリアでは僕はどう考えてもSだ。小男だ。
そんな背伸びをする気もしないほどに、小男だ。
 
このあきらめが、僕に教えてくれた。
 
僕はSサイズ。
 
 
そして、初めて買ったイタリア産の服を家に持ち帰ると、
僕は日本から持ってきたお気に入りの服達といっしょに並べてみた。
 
日本から持ってきた服のほとんどが、先ほど購入した服よりデカイ。
なんだ、日本産の服もSサイズが正解だったんだ!
 
 
そして僕は日本から持ってきた服、ほとんど全部を捨てた。
 
そして、僕は小男として再スタートした。
 
 
(つづく ・・・・・・ のか?これ)
 
 

≪前へ次へ≫カテゴリートップへHOMEへ