2004年06月11日

イタリア人大接近。 犬みたいだ。

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イタリアに来たことがある人なら良く知っていると思うが、イタリア人は近づく。
 
すんごく近づいてくるのだ。
 
 
例えば、クラウディオはオフィスで立ち話しをしていると、どんどん接近してくる。
その勢いは凄い。
 
僕はアウトボクサーよろしく、スウェーバックでかわす。
そのうちコーナーに追い詰められるのを感じ、何とか体を入れ替え、リング中央へ。
 
こんな攻防が毎日のように繰り広げられる。
 
で、また僕は話を聞きそびれる。はぁ。
 
 
 
なんで、そんなに近づいてくるのだろう。また考えた。
 
 
結論を急ごう。
 
 
イタリア人は、動物に近い。
 
 
唐突な結論にいささか反論をしたい衝動に駆られている人たちがたくさんいるであろうことは百も承知で書いている。
 
理由はこうだ。
 
まず、毛深い。
会うたびちゅっちゅする。
何かあれば叫ぶ。
人前でティンコさわる
 
 
 
犬みたいだ。
 
 
犬みたいだ。
 
 
犬同士ってなんか近くないか?
犬って近づいてこないか?
妙に近づいてこないか?
クンクンしてこないか?
 
 
同じだ。
全く同じだ。
クラウディオと同じだ。
 
 
日本人は挨拶のとき、お辞儀をする。
相手の体に触れることなどない。
言葉だけでコミュニケーションが取れる、高等な生物だ。
 
いくら仲良くなっても、体を触ることはめったにない。
せいぜい酔ったときに、女の子にちょっと触ろうとするくらいなものだ。
いや、一部のおっさんは激しくボディタッチかもしれない。
でも、それはほんの一部だ。
しかも、そこには下心がある。ある意味健全だ。
 
まして、男同士でなんてありえない。
 
 
なのにイタリア人は、初対面でもすぐに触ろうとする。
僕の手に触ろうとする。
僕は男には全く興味がないのに、だ。
女の子ともなかなか手をつなぐこともないのに、なぜおじさんと手をつながねばならん。
 
 
友好の意を体で表現しようとしているのか。
信頼の意を体で表現しようとしているのか。
 
 
犬みたいだ。
 
 
ちょっと仲良くなると、男女が挨拶でほっぺにチュッチュッなんてしはじめる。
いや、男同士でもする。正常な男同士でもだ。
 
また、友達同士、話しながら肩なんか組んだりボティタッチしたり・・・。
会社の中でも行われる。
 
でも、「おい、君達、ここは会社だぞ!不謹慎だ!」なんてならないし、見てる方もなんとも思っていない。
 
なぜなら動物の国だからだ。
 
重要なのは、下心がないことだ。多少はあるのか?
でも、極めて自然に行われ受け入れられているように見えるのだ。
 
これじゃあ犬がクンクンしているのと同じではないか。
 
 
やっぱり、犬みたいだ。
 
 
馬は痒いところがあるとき、相手のその部分を自らカキカキすることによって、
自分のその部分が「痒い、かいてくれ」ということを伝えるらしい。
 
人間はその時、「背中が痒い。かいてくれ。もうちょっと上。んー右。それ左だろ!」なんて言う。
 
 
犬は相手に絶対服従の意を表すとき、仰向けに寝っころがる。
もうどうにでもして、状態だ。
 
人間は「まいりました。降参です。」と言う。
いちいち腹を見せたりなんかしない。
 
 
人間は言葉を使うようになって、自分の意思を伝えるようになった。
人間は豊かな表情を持つようになって、言葉だけでは伝わらない微妙な心の動きを相手に伝えるようになった。
 
 
なのになぜ、この現代で、赤の他人のほっぺたにチューする必要があるのか!?
握手すらいらない。
 
 
 
 
 
 
でも、体に触れることで、言葉では伝わらない何かが伝わることがあるよね。
 
全く触れないより、親しみを感じたりするよね。
 
人間って結局は動物なんだよね。

 
 
 
 
 
 
 
 
(と、少し極論な主張をマイルドにする努力をしてみたりしてみる。
あぁ、反感買うんだろうな、こういうの。)
 
 

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